ECショップ立ち上げに必要なターゲティングとは?

ECショップを立ち上げる際に最も重要になるのがターゲティングだと思います。
今日はそんなターゲティングについて書きたいと思います。

そもそもターゲティングとは?

ターゲットの設定

よく『このショップは40代女性をターゲットにして作って頂けますか?』と打ち合わせ時に言われますが、作れない事もありませんが、残念ながら余り期待した結果は得られないでしょう。

簡単に言うと2人の40代女性がいたとします。

・子供を育てている主婦の41歳女性
・バリバリ働いているキャリアウーマンの48歳女性

上記の40代女性では趣味趣向が違ってくるのは当然です。
なぜなら一人一人環境や生活パターンが異なるという事です。

だからこそエイクリではしっかりと細かくターゲティングをすることをおすすめ致します。

エイクリのお客様の店舗例

ここで一つ実際のクライアント様のターゲティング例をご紹介致します。

名前 エイトハナコ様
性別 女性
年齢 45歳
職業 主婦
年収 0円
趣味 ガーデニング、友達とランチ、年1回会の海外旅行
家族構成 夫・・・46歳 一部上場企業:部長 年収:1,500万円
長男・・17歳 愛知県内の進学校に通う高校生2年制 部活:サッカー
長女・・15歳 地元の私立中学に通う中学2年制 部活:軽音楽部
ターゲットの主な
1日の流れ
6:00 起床
6:15 朝食の準備
7:00 夫と息子を送り出す。
7:30 娘を送り出す。
8:00 ニュースを見ながら一息
9:00 洗濯物などの家事を行う
10:30 友達とランチに向け身支度を始める
11:30 ランチへ出かける。
14:00 ランチから家に帰ってくる。
15:00 趣味の庭いじりを少し始める。
16:00 洗濯物を取り込み、夕飯の支度を始める。
17:00 家族の帰りを待つ時間にSNSを見たり気になる商品などを検索。
18:00 長女が帰宅し、一緒に夕飯を仕上げる。
19:30 夫と長男が帰宅し夕飯を食べ、後片付けをしその後お風呂に順番に入る。
22:00 今日気になった商品をもう一度見て夫に相談し購入するか考える。
23:30 就寝

実際にはもっと細かくターゲティングしていきますが、これをすることでショップ自体のデザインや動線がブレにくくなり、統一性を持たせるために役立ちます。

ターゲットがしっかりと関わるスタッフ全員に浸透した場合は、効果的な商品展開や商品ページのデザイン、SNSでの情報を拡散するタイミング等が自然と見えてきます。

例:エイトハナコ様は○○みたいな色が好きだからこのような商品を開発しましょう!
  この時間エイトハナコ様はSNSをやられている時間だから他の投稿に紛れるといけないから、この時間に投稿しましょう!等

こうやって様々な戦略がターゲットという軸によって決められるのでブレにくくなります。

そこまでターゲットを絞って大丈夫?

でもそんな1人に絞ってしまったら見込み客が少なくなるんじゃない?と思われがちですが、日本全国ましては世界中には“エイトハナコ様”に“似た人”は数えられない程いると思いますので安心して下さい。

完全に一致する必要は全くありません。

『似た者同士』という言葉通り、趣味趣向が似ている場合は、好みの服屋やレストランが一緒という事がありますよね?

それと全く同じです。

しかし『40代女性』という大きなターゲットだと、ターゲットになる人の趣味趣向がバラバラになってしますので、自然と何でも屋の雰囲気になってしまいます。

この『何でも屋』が一番難しい分類です。
何かに特化しているわけでもないので、実質価格勝負となってしまう傾向があります。
そうなると資金や知名度のある大企業が価格面でも信頼面でも圧倒的に有利になり、薄利多売を強いられ自然と撤退へと向かってしまいます。

ターゲティングのまとめ

ターゲットを絞り込む場合は、より細かく絞りしっかりと店舗の色を出さないと、数えきれない程あるホームページの中から本当に必要なユーザーに見つけてもらえない。

そんな状況を作らないためにも、これからホームページやネットショップを制作するは一度ターゲットについて考えてみてはいかがですか?

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