病院、クリニックの集患方法は?

今回からお届けする【集客シリーズ】は、業態ごとにホームページから、どんな方法を用いて集客して結果を出せばいいのかのヒントとなればいいかなと思いスタートしたシリーズになります。

第1回 病院、クリニック編

今回は町によく見かける内科や皮膚科、歯科などの個人医院の方に参考になる集客方法について記事にさせて頂きました。

病院の集客方法についてのおさらい

医療施設の集客方法は他の業種と異なり、厚生労働省が定める医療法による広告規制があり、限られた宣伝しか出来ません。その規制の中で主に、街中の看板やポータルサイトや口コミサイトへの出稿、ホームページ、開院時のチラシなどがあるかと思います。

看板についてのおさらい

街中や駅前にある看板を出すのは、どこの病院でも考え看板を立てているかと思いますが、メリットとしては地域の方の認知度があがるという点ですが、詳細があまり載せれないや、インパクトがない看板だとあまり覚えてもらえないというデメリットもあります。看板の集客には限度があり、現在ではいろいろな情報がネットで簡単に手に入るので、最低限の集客効果しかないかと思います。

口コミサイトや医療系ポータルサイトのおさらい

現在、新規の方が来院される場合は多くの方が口コミサイトなどを参考にされる事が多いと思います。やはりいい口コミが多ければ、来院を決める材料にもなります。しかし事実や虚偽に限らず悪い口コミがあると、来院を避ける場合が多いかと思います。しかし良い口コミや悪い口コミが混在している場合は、判断材料はどうするかと考えた場合、次に説明するホームページで確認するという行動に移るかと思います。

上記2つの集客方法の最大の特徴は『他力本願』という点です。口コミサイトも過去に来た患者さんが投稿してくれた内容を見て来院を決めたり、たまたま通った道で見かけた看板を見て行ってみたということになります。

ホームページからの集客法

結果的に現在は看板や口コミサイトを見ても、最終的にはホームページを見て自分の目で確認するというのが主流かと思います。そしてそこでしっかりと訴求できれば、見てくれた方が来院してくれる決めてとなる最後のひと押しとなるのです。

とりあえず作ればいいと思っている院長が多数?

全国の様々な病院のホームページを見ましたが、ほとんどの病院が集客を意識しずに名刺代わりに作っただけのホームページだという印象です。簡単に言うと『ただ作った』だけのサイトです。恐らくこの記事を見られてる病院の関係者の方は心当たりがありませんか?とりあえず業者に言われた文章を入れて、写真を入れただけのサイトです。今はいろいろな情報が簡単にインターネットから手に入る世の中なので、最低限の情報しか載っていないサイトは相当ほかの病院より強みがない限り無意味なサイトになってしまっている可能性があります。

ホームページから病院、クリニックで集客するには?

しかしホームページでも医療のサイトの場合ではいろいろと制約があり難しいですが、しっかりと集客しているホームページもあるのも事実です。ではそういったホームページは具体的に何を行っているかを考えてみましょう。

この先生に診てもらいたいと思わせる

様々な病院があるなか、一番重要なのは『この先生に診てもらいたい』と思ってもらうことです。特に医療は自分の体を他人に診てもらうため、信頼出来る人に診てもらいたいと思うのが本音です。そこで多くの病院がおこなっているのがドクターの経歴紹介になります。見たユーザーからすると、『こんないい大学へ行って、大きい病院に勤務してたなら優秀そう』と思い来院につながる場合がありますが、これはどこもやっている小手先だけの集客方法だと思います。どこの病院もやっていることで、そこに頼っていると自分よりいい経歴の先生が近くで開院した場合、新患の方はそっちへ行ってしまうということです。

ならどうしたら?と思わせるには、専門性に特化して、その情報のコンテンツをブログなどで増やしていくことが新患獲得への近道になります。

他院との差別化につながる

この記事を見ている方の多くは新患の集客の事で悩んでたどり着いた方が多いかた思いますが、そもそもなぜ新患の集客で悩むのかを考えた時に競合が多いという原因が一番だと思います。競合がいない場合は病院の場合は必ず必要な施設なのでそんなに困っていない可能性があるからです。

では競合の病院と差別化するにはどうするか?ということになりますが、やはりドクターも人間ですから、詳しい病気や一般的な専門知識の範囲内の病気があると思います。例えば同じ皮膚科でもアトピーに特化している病院とオールマイティーの皮膚科だった場合、アトピーの患者さんはどちらを選びますか?ということです。

具体的に差別化するとなると、現実に見た目を変えるなどのリフォームは期間的にも難しいと思います。だったら自分たちの力で発信して差別化するしかありません。まだどこの病院に行くか決まっていない場合、ホームページをで検索して来院するかを考える方が大多数だと思いますが、検索するときに『名古屋市 アトピー』などのピンポイントの検索キーワードで検索した時に、その情報を求めているユーザーの目に留まり、この先生に診てもらいたいと思われるようするために、ユーザーに対して有益な情報を発信しないといけません。

具体的な実践方法

むやみやたらにブログを書いても全く意味がありません。例えばスタッフさんが病院の日常を伝える目的で書くのは、その病院の様子が分かりプラスに繋がりますが、ドクターが書くとただの日記になってしまいます。なのでまずはしっかりとどんな新患の方に来院してもらいたいかをじっくり考えてみてください。そしてその方がその病気の事でどんな悩みがあり、どんな情報を知りたがっているかを患者様の立場になって考えてください。例えば歯科であれば、虫歯治療と矯正歯科が得意だとすれば、なぜ虫歯になるのか?虫歯の度合いや矯正する時に痛みがあるのか?どのくらいで治るのか?矯正する仕組みは?予算は?など患者さんの立場になればたくさん疑問点が出てくるかと思いますので、その疑問に答える形で情報を発信するだけになります。

よく『ブログを書くのは難しい』と思われがちですが、初めは簡単に考えてください。診察時に聞かれることを文章化すればいいだけです。得意な治療や病気だと詳しく説明しているかと思いますので、それを文章化するだけです。そうやって考えればブログのハードルは下がるかと思います。

ブログがないホームページなら、欲を言えばSEO(YahooやGoogleなどの検索順位を上げる対策)の関係でホームページ内でブログ機能をつけて頂くのをおすすめしますが、予算的にも限られてる場合はアメーバブログなどの無料ブログでまず初めて見てください。

参考サイト

具体的にホームページから集客に成功している病院をご紹介させて頂きます。

白鳥皮フ科クリニックさん

当社で制作したページになりますが、しっかりとターゲットに向けた記事を発信しつつ、スタッフさんが院内の様子などをフランクにつたえています。

https://shiratorihifuka.com

歯のブログ

歯科の中ではモンスターブログになっております。包み隠さず様々な情報を公開することで、とてつもないアクセス数と新患の集客数を誇ります。

https://hanoblog.com

まとめ

病院の集客で一番重要なのは差別化みなさんお考えだと思います。その中でもしっかりと新患のターゲットを設定して、その方が悩んでいることや欲しがっている情報を積極的に発信することにより、ホームページやブログをみたユーザーの目に留まり、『この先生に診てもらいたい』と思わせる事へ、来院につなげるというフローになります。一番予算が掛からず集客できる方法だと思うので、新患の集客に悩んでいる院長やスタッフの方はぜひ実践してみてください。

当社はこういったことを0から考えあげ作り上げるのがホームページ作りだと考えておりますので、もっと具体的にどうしたらいい?と思われる方、お気軽に当社までご連絡下さい。

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